当院の感染対策① ハンドピースの滅菌について
2019.03.25更新
古畑歯科医院の感染対策の一部をご紹介いたします。
今日は、「ハンドピースの滅菌」についてです。
歯科医院では、毎日たくさんの患者さんの歯の治療が行われます。
その中で大きな役割を持つのが、エアータービンやマイクロモーター用のハンドピースです。
これらは直接お口の中に入るものですので、清潔であることが求められます。
また、空気や水を凄まじい勢いで噴射していますが、スイッチを切った時にスパッと止まるために、
その瞬間に空気や水をハンドピース内に吸い込むという欠点があります。
これをサックバックと言います。
サックバックによって、患者さんのお口の中の感染源を吸い込んでしまう恐れがあり、再利用すると他の患者さんにその感染源が映るリスクが発生します。
サックバックに関わる安全性をクリアするために、
当院では使用済みのハンドピースは内部洗浄を行い、一本ずつ滅菌パックに入れて、
最高水準(クラスB)の滅菌機で滅菌を行っています。
患者さんの使用後にハンドピースの外側をアルコールでサッと拭くだけ、
という歯医者さんもたくさんあると聞きますが、
患者さんの治療の際に、必要なハンドピースを滅菌パックから開けて使用するため、
安心して治療を受けていただけます。
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