古畑歯科医院からのお知らせ

2025.03.17更新

院長の古畑です。

今日は天気が良くて風が強くて、花粉の飛散量がすごく多いみたいです。

先ほどお昼休みに所用で外を歩きましたが、すぐにアレルギーの症状が出てしまいました。

薬飲んでいるんですが・・・

 

花粉の量が多くて、風の強い快晴の日は、大気中の花粉による光の回折で「花粉光環」という虹色の輪が太陽や月の周りに見られます。

「花粉リング」や「花粉ハロー」と呼ばれたりすることもあるようです。

綺麗なのですが、原因が花粉と思うと見ているだけでもむずむずします。

 

花粉光環
お昼休みに医院の駐車場の看板の角で太陽を隠して花粉光環を撮影してきました。

 

さて、花粉症が大変つらい時期ですが、花粉症は大口の健康にも影響が大きいものと考えられています。

色々な要素が関係しますが、主だったものをあげてみます。

 

花粉症が口の健康に与える影響>

(1) 口呼吸の増加
鼻が詰まることで口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥しやすくなります。
唾液の分泌が減ると虫歯や歯周病のリスクが上がります。
(2) 唾液の減少による影響
花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)を飲むと口や鼻が渇きますよね。花粉症の薬が唾液の分泌を抑えることがあるためです。
口呼吸の増加と同様に、乾燥によって虫歯や歯周病リスクが高くなります。

<花粉症の時期にできるお口のケア>
薬を飲む以外で簡単にできそうなケアをあげてみました。

・水分補給をこまめに(喉や粘膜に付着した花粉を洗い流します)
・ガムを噛む(キシリトール入りが特におすすめ。噛むことで唾液が出ます)
・マスクを着用(花粉症の症状の緩和、鼻の乾燥を防ぎ口呼吸を減らします)
・鼻うがい(鼻づまりを解消し、口呼吸を防ぎます)
・口腔保湿ジェルの使用(口の乾燥がひどい場合)
・就寝前の歯磨きを丁寧に(特に口が乾燥しやすい夜のケアが重要)

花粉症の時期は お口の環境が乱れやすい ため、とくに意識的なケアが大切です。

 

投稿者: 古畑歯科医院

2025.03.13更新

院長の古畑です。

前の投稿でも触れましたが、院長は菜の花が大好きなので、ここで院長の3月最推しの菜の花の良さを語ってみたいと思います。

 

ほろ苦い味わいが特徴で、和え物や炒め物、パスタにもよく合う春野菜ですが、実は口の健康にも良い影響を与える栄養がたっぷり含まれています。

 

1. 菜の花のビタミンCが歯茎を守る!

菜の花にはレモンの約4倍ものビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、歯茎の健康を維持するのに欠かせない栄養素です。
ビタミンCが不足すると歯茎の出血や炎症(歯肉炎)を引き起こしやすくなるため、日頃から意識的に摂りたい成分です。
前に読んだ人気の漫画でも、ビタミンC不足の船乗りが壊血症になってしまう記述があり、ほー、と思ったのを思い出します。
かのジェームズ・クックも長距離の航海でビタミンCの補給のためにザワークラウトを重用していたという話も聞いたことがあります。

 

2. カルシウムで強い骨をつくる

菜の花にはカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムは骨粗鬆症の予防のためにぜひ取っておきたい栄養素です。
しかも菜の花に豊富なビタミンCと一緒に摂ることで カルシウムの吸収率がUP するのも嬉しいポイントです。

 

3. β-カロテンの抗酸化作用で歯茎の老化を防ぐ

菜の花は緑黄色野菜の一種で、β-カロテンが豊富。体内でビタミンAに変換され、口腔内の粘膜を守る働きをしてくれます。
また、β-カロテンは抗酸化作用を持ち、歯茎の老化を防ぎ、歯周病予防にも貢献 します。

 

4. 食物繊維で自然な歯のクリーニング効果

菜の花には食物繊維も含まれています。食物繊維は咀嚼回数を増やし、抗菌作用のある唾液の分泌を促進することで口腔内を清潔に保ちます。
また、野菜の繊維質は歯の表面をやさしくこすり、プラーク(歯垢)の除去を助けてくれるという自然な歯磨き効果も期待できます。

 

5. ほろ苦さが唾液を増やし、ドライマウス対策に!

菜の花独特のほろ苦さは、味覚を刺激して唾液の分泌を促す作用があります。
唾液には抗菌作用があり、虫歯や口臭を防ぐ大切な役割があります。
口が乾燥しやすい方やドライマウスが気になる方にも菜の花を使ったレシピはおすすめです。

 

と、菜の花を食べるための口実をたくさんあげてみたので、また家の食卓に菜の花が並びます笑

投稿者: 古畑歯科医院

2025.03.13更新

院長の古畑です。

ブログの内容が最近食べ物ばかりです笑

 

3月になって、スーパーでも菜の花がたくさん並んでいます。

春の短い期間だけ楽しめる多くの春野菜は、この時期どうしても手が伸びてしまいます。

 

菜の花で簡単な炒め物を作りましたが、やはりとても美味しい!

家族には「また菜の花」という顔をされますが。。。また作りました笑

菜の花のアーリオオーリオ

 

菜の花のアーリオオーリオ

<材料>

にんにく 2かけ

鷹の爪 ひとつまみ

アンチョビ 1枚

ベーコン すきなだけ

菜の花 1束

塩 ひとつまみ

 

<つくりかた>

1 にんにくはうす切りして鷹の爪と共にオリーブオイルで弱火で香りを出す

2 アンチョビを入れてオイルに溶かすように崩す

3 ベーコンをいためる

4 ざっくり4、5センチに切った菜の花を茎から入れ、少し火が通ったら花の方も入れる

5 塩で味を整えてできあがり

 

にんにくはカリカリだとより美味しいです。

アンチョビが好きなので入れていますが、コンソメのもとやアウトドアスパイス、クレイジーソルトでもばっちり美味しいです。

 

投稿者: 古畑歯科医院

2025.03.06更新

院長の古畑です。

3月のレシピカードの配布が受付カウンターではじまっています^^

今月は柚子胡椒を使ったレシピです。

ちょっと辛味が強い調味料なので量の調節が難しい柚子胡椒ですが、レシピの分量だと香りが爽やかに感じられてとても美味しくいただけました。

鮭と榎を合わせて、柚子胡椒の辛味と出汁の味の良さで十分美味しく、しっかり減塩もできるレシピです。

ぜひお試しになってください。

 

鮭の柚子胡椒煮

榎もたっぷり入れて食べ応えもばっちりです。

 

さて、柚子胡椒を使ったレシピですが、柚子胡椒がお口の健康に役立ちそうな要素を考えてみました。

1. 抗菌作用による口腔内の細菌抑制
柚子の皮にはフラボノイドやリモネンなどの抗菌成分が含まれているため、口腔内の細菌増殖を抑えてくれる可能性があります。また胡椒(青唐辛子)にはカプサイシンが含まれ、抗菌・抗炎症作用が期待できます。
これらの成分により 虫歯や歯周病の原因菌の増殖を抑制する効果が期待されます。


2. 唾液分泌の促進
柚子の酸味や胡椒の辛味が唾液の分泌を促進し、口腔内の自浄作用や再石灰の作用を高めることが期待できます。
また唾液には抗菌成分(リゾチーム、ラクトフェリン) や緩衝作用がありますので、口腔内のpHバランスを保てることも虫歯予防には良い効果があります。


3. 抗炎症作用による歯茎の健康維持
柚子にはビタミンCが豊富で、歯茎の健康を保つ効果が期待できます。
また、青唐辛子に含まれるカプサイシンには抗炎症作用があり、歯肉炎や歯周病の予防 に役立つ可能性があります。


4. 柚子の香りによるリラックス効果
柚子の香り成分(リモネンなど)にはストレス緩和効果があり、ストレスによる歯ぎしりや食いしばりを和らげる可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりは歯の摩耗や歯周病の悪化、知覚過敏症、歯の破折などにつながるため、リラックス効果がそれらを緩和できるかもしれません。

 

あまり一度に多量に使うことはない調味料かもしれませんが、鮮烈な香りが食欲をそそる柚子胡椒を使ったレシピには、私もたくさん取り組んでみたいと思います。

投稿者: 古畑歯科医院

2025.02.06更新

院長の古畑です。

2月のレシピカードがの配布が今週から始まっています^^

今月も簡単でとっても美味しい一品です!
今月はビタミンKが豊富で骨粗鬆症の予防に効果がある、香りが良くて彩りにも用いられる「あの食材」を使ったレシピです!

以前もこの食材を使用したレシピをスタッフが作ってくれたことがあります。

あまりこの食材を使う料理をつくる機会がなかったのですが、前回はそのおいしさを再認識させてくれる美味しさでした。

そして今回もめっちゃ美味しい!!簡単に作れるのに、あっという間に食卓から消えてしまうほどの美味しさでした。

副菜として置いておくにはもったいない存在感です。

ぜひメインの一品にしてみてはいかがでしょうか。

パセリの肉だんご
写真が上手でなくて、あまり美味しそうに見えませんが・・・めちゃくちゃ美味しいです!

 

<ビタミンKが骨粗鬆症に有効なメカニズム>
ビタミンKが豊富なレシピですが、なぜ骨粗鬆症予防に有効なのでしょうか。そのメカニズムはいくつか挙げられます。

①オステオカルシンを活性化させる
 骨の基質を作るオステオカルシンは、非活性化された状態では骨に結合しにくく、ビタミンKなどの働きで活性化することで骨に結合できるようになります。
 その結果、カルシウムと結びつきやすくなることで骨密度の低下を防ぎます。

②骨吸収を抑制する
 ビタミンKは骨を吸収する細胞である破骨細胞の働きを抑える働きがあるため、骨の量を維持しやすくさせます。

③ビタミンDとの相互作用
 ビタミンDとビタミンKの相互作用で骨へのカルシウムの結合が促されます。

④血管の石灰化を防ぐ
 血管内に過剰なカルシウムが石灰化物として沈着することを防ぐことで、血液中のカルシウムを適切に骨に届けることが期待できます。

 

 

<ビタミンKを吸収しやすくする工夫>
ビタミンKにはK1とK2の2種類があり、脂溶性ビタミンのため吸収を高める工夫が必要です。

① 脂質と一緒に摂取
 ビタミンKは脂溶性なので、脂質と一緒に摂取することで吸収能率を高められます。
 例えば・・・
 ・納豆(ビタミンK2)+卵
 ・ほうれん草(ビタミンK1)+ナッツ
 ・ブロッコリー(ビタミンK1)+マヨネーズ
 などがは相性が良くておすすめです。

②腸内環境を整える
 ビタミンK2は腸内細菌によっても生成されるため、発酵食品(ヨーグルト、味噌、漬物)や食物繊維を積極的に摂取すると良いです。

③ビタミンDとの併用
 ビタミンDと一緒に摂ることで、骨へのカルシウムの吸収を高めます。
 また日光浴もビタミンDの合成を促進できるため、キャンプできのこ料理!なんていかがでしょう。

④熱に強いが光や酸化に注意
 ビタミンKは比較的加熱に強いので調理にはあまり気を使いませんが、光や酸化に弱いので、新鮮なうちに早めに食べるのが理想的と言えます。

投稿者: 古畑歯科医院

2025.01.06更新

新年、明けましておめでとうございます。

本年は1月6日の9時半から通常通り診療を行なっております。

2025年も皆様の健やかな日々のために、微力ながらできる限りのお手伝いをさせていただけるよう精一杯頑張っていきたいと思います。

今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

 

古畑歯科医院 一同

投稿者: 古畑歯科医院

2024.12.28更新

院長の古畑です。

 

令和6年12月28日の午後から令和7年1月5日まで休診とさせていただきます。

1月6日から平常通りの診療時間となります。

良いお年をお迎えください。

 

 

 

投稿者: 古畑歯科医院

2024.12.12更新

院長の古畑です。

先日は月に土星が隠れる「土星食」という天体のイベントがありました。

寒い日だったのですが頑張って土星が月に隠れる瞬間を望遠鏡で見て楽しみました。


それはそうと、今月のレシピカードが美味しすぎたのでさらにアレンジしてみました。

オイルサーディンをかりかりに炒めて、レモン汁と醤油で軽く味と香りをつけて、

ざく切りにしたみかんと春菊にオイルごと回しかけて混ぜて出来上がり。

 

春菊サラダ美味しすぎます!カルシウムも取れるので、骨粗鬆症対策レシピにとってもおすすめです。

色合い未綺麗なので、クリスマスディナーの一品にいかがでしょうか。

 

春菊とみかんのサラダ 骨粗鬆症対策 古畑歯科医院

投稿者: 古畑歯科医院

2024.12.07更新

院長の古畑です。

今月のレシピカードが12月初めから受付横で配布されています!

クリスマスカラーのきれいなデザインのカードになっています。

 

今月のレシピは旬の春菊を使ったサラダです。

春菊美味しいですよね!
私も好きで春菊サラダもよく作るのですが、今回作ってくれたレシピはいままで合わせたことのない食材の組み合わせでした。

やってみると簡単なのにめちゃくちゃ合います!
これはアレンジのしがいがありそうなので楽しみです♪

春菊の良い香りが楽しめて、ひと束くらいならあっという間でした。
また作ります!

カルシウムもしっかり取れるレシピになっているので、ぜひつくってみてください。

春菊と鰯のサラダ
春菊ひと束作りましたが、一人で全然いけちゃいます!

投稿者: 古畑歯科医院

2024.12.02更新

院長の古畑です。

 

親知らずが残っている患者さんから
「親知らずは抜いたほうがいいですか?」
とご質問をお受けすることがあります。

色々な見方があるので一概には言えませんが、おおむねの基準として

「ブラッシングができない親知らずは抜いたほうが良い」

とお話しすることが当院では多いです。

 

親知らずはきちんと噛み合わせに関与する状態で並んでくれる患者さんは極めて少ないので残しておくメリットはなさそうですが、ほかの大臼歯が割れてしまったりして抜歯になった時、条件の良い親知らずは「自家歯牙移植」という方法のドナー歯として使うことができることがあります。

 

移植は抜歯が必要となった歯を抜いて、親知らずをその抜いた場所へ植え替える、という治療方法です。

 

とても怖そうな感じがしますが、歯の周りには「歯根膜」という骨とつなぐ役割を果たす細胞が存在していて、

歯根膜が良い状態で植え替えることができれば、移植先でもきちんと骨と結合して噛めるようになります。

 

実際の治療では手順や移植の後の治療などさまざまなことを考慮しなければなりませんし、
移植が行うことができるかも判断しなければならないため、いつでも可能な方法ではありませんが、

抜かなければならなくなったところに、本来使わない親知らずが利用できる形で機能するようになるため、選択することができた場合はメリットが大きい治療方法です。

 

一方で、ブラッシングができない親知らずは腫れてしまったり、手前の奥歯に虫歯を作ってしまったりとトラブルの元になるため抜歯をお勧めすることが多々あります。

 

ご自身の親知らずについて、抜くべきかどうかお悩みであれば、一度ご相談ください。
患者さんの状態に合わせて、残しておくこと、抜歯することについてのメリットとデメリットをご説明させていただきます。

 

親知らずを抜くべきか

投稿者: 古畑歯科医院

前へ

entryの検索

ご予約・ご相談はお気軽に

お口のことでお悩みでしたら、古畑歯科医院まで。
まずはお気軽にお問い合わせください。

  • お気軽にお問い合わせ下さい 04-2939-4591
  • contact_tel_sp.png
  • Doctors File ドクタ一ズ・ファイル 当院のドクターが掲載されましたDoctors File ドクタ一ズ・ファイル 当院のドクターが掲載されました
  • 医院ブログ BLOG医院ブログ BLOG
  • 歯医者さんがおすすめする 歯科医院 2020年 歯医者の選び方当院のドクターが推薦されました 4年連続歯医者さんがおすすめする 歯科医院 2020年 歯医者の選び方当院のドクターが推薦されました 4年連続

信頼できる医療機関を探せる Medical DOC