院長の古畑です。
前の投稿でも触れましたが、院長は菜の花が大好きなので、ここで院長の3月最推しの菜の花の良さを語ってみたいと思います。
ほろ苦い味わいが特徴で、和え物や炒め物、パスタにもよく合う春野菜ですが、実は口の健康にも良い影響を与える栄養がたっぷり含まれています。
1. 菜の花のビタミンCが歯茎を守る!
菜の花にはレモンの約4倍ものビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、歯茎の健康を維持するのに欠かせない栄養素です。
ビタミンCが不足すると歯茎の出血や炎症(歯肉炎)を引き起こしやすくなるため、日頃から意識的に摂りたい成分です。
前に読んだ人気の漫画でも、ビタミンC不足の船乗りが壊血症になってしまう記述があり、ほー、と思ったのを思い出します。
かのジェームズ・クックも長距離の航海でビタミンCの補給のためにザワークラウトを重用していたという話も聞いたことがあります。
2. カルシウムで強い骨をつくる
菜の花にはカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムは骨粗鬆症の予防のためにぜひ取っておきたい栄養素です。
しかも菜の花に豊富なビタミンCと一緒に摂ることで カルシウムの吸収率がUP するのも嬉しいポイントです。
3. β-カロテンの抗酸化作用で歯茎の老化を防ぐ
菜の花は緑黄色野菜の一種で、β-カロテンが豊富。体内でビタミンAに変換され、口腔内の粘膜を守る働きをしてくれます。
また、β-カロテンは抗酸化作用を持ち、歯茎の老化を防ぎ、歯周病予防にも貢献 します。
4. 食物繊維で自然な歯のクリーニング効果
菜の花には食物繊維も含まれています。食物繊維は咀嚼回数を増やし、抗菌作用のある唾液の分泌を促進することで口腔内を清潔に保ちます。
また、野菜の繊維質は歯の表面をやさしくこすり、プラーク(歯垢)の除去を助けてくれるという自然な歯磨き効果も期待できます。
5. ほろ苦さが唾液を増やし、ドライマウス対策に!
菜の花独特のほろ苦さは、味覚を刺激して唾液の分泌を促す作用があります。
唾液には抗菌作用があり、虫歯や口臭を防ぐ大切な役割があります。
口が乾燥しやすい方やドライマウスが気になる方にも菜の花を使ったレシピはおすすめです。
と、菜の花を食べるための口実をたくさんあげてみたので、また家の食卓に菜の花が並びます笑